このような悩みを持たれている方は少なからず世の中にいらっしゃると思います。
最近、DV被害者の方が多くなっていると感じています。
大体は男性が女性へ!ってパターンが多いと思いますが、その逆もあり!と何だか凄い世の中になってきましたよね。
特に小さなお子さんがいる中で、このようなDV被害に遭われている方のお話しを聞くと、心苦しくなります。
大抵は、DV被害を避ける為に逃げるのが常套手段ではありますが、その際に一番困るのがお部屋探しです。
DV被害者の方が不動産会社へ駆け込み、お部屋探しを依頼しても、全ての不動産会社が状況を加味したお部屋探しをしてくれるとは限りません。
残念ながら、『何だか面倒な案件だな、、、。』
このように思われてしまうケースも多々あります。
さらには、このようなDV被害者の方の状況を知った上でも、いい加減なお部屋探しをする不動産会社だってあります。
いい加減な不動産会社はとことんいい加減なのでご注意を!
そして、そもそもお部屋を貸してくれる大家さんであれ、DV被害者と言う理由だけで
『入居を断ろう』
と考える事だってあるんです。
何故?
それは、家賃滞納リスクが充分に考えられてしまうからなんです。
DV被害者の多くの方は、『その場から逃げる』が先行します。
当たり前です。
そして、小さなお子さんがいる場合は、仮に奥様がDV被害者の場合は働いていなく毎月の安定収入がないケースもあります。
お部屋を貸す大家さんも、最近はローンを組んで賃貸経営に精を出されている方が多く、毎月の入居者から入る家賃収入でローン返済していることがあるんです。
その為、家賃滞納を極度に嫌います!!
又、物件内でのトラブルも避けたい大家さんが大半です。
こうなると、DV被害者の方は賃貸物件のお部屋すら借りれなくなってしまいます。
DV被害者の方でも連帯保証人を付ければお部屋を借りる事もできる!
例えば、現在無職の状態でも、連帯保証人を付ければお部屋を借りる事ができたりします。
仮に遠方でも、自身のご両親や兄弟・姉妹で収入がある方であれば可能です。まずは、自分自身の判断で突発的に行動するのではなく、自分の周りの身内にご相談してみてください。
特に小さなお子さんがいらっしゃる場合は本人だけの問題ではありませんからね。
中には、連帯保証人を付けなくてもお部屋探しを斡旋してくれる不動産会社もあります。
しかし、賃貸住宅に住めば毎月の家賃は必ず発生します。
お部屋を紹介してくれた不動産会社はあくまでも入居までの仕事です。その後は面倒をみてくれません。
DV被害者の方は、まずは周りに助けを求める事です!
連帯保証人もいない!お金もない!仕事もない!そんなあなたを助けてくれる場所があります!!
そうは言っても、、、。
表題どおりですが、助けてくれる機関はあります。
『お近くの役所に行きましょう!』
どこの役所でもDV被害に遭われている方の相談窓口はあります。
おそらく担当者がいますので、相談します。親身になって相談を聞いてくれます。
万が一、役所がやっていない時間帯なら警察署でも良いです。
どちらも、緊急を伴う要件と認められれば『母子生活支援施設』と言う所を紹介してもらえます。
★母子生活支援施設の体験者の方のブログはコチラ★
その場所は『どこにあるか?』を決して教えてくれません。それぐらいの万全なセキュリティーを誇っています。
まずは、追いかけられたり、お子さんを連れ出されないようにしましょう!
当日ギリギリまで、どこにいくのか?を教えてもらえないケースすらあるものの、危険ではない所に身を寄せるのも大事です。
『ますば避難です。』
DV被害者を快く受け入れてくれる賃貸物件『セーフティーネット住宅』
まずは、母子生活支援施設で心身ともに疲れを癒してから、次ステップへ向かいましょう。
そして、新しい生活のスタートにきっと役立つ援助があります。
以下は国が施策として全力的に打ちだしている
『セーフティーネット住宅の情報提供システム』です。
ここには、DV被害者の方以外でも
- 外国籍の方
- 高齢者の方
- 低額所得者の方
- 障害者の方
- 子育て世帯の方
などなど、賃貸物件を借りにくい方でも安心してお部屋探しができる情報システムになっています。
いわゆる、住宅要配慮者(お部屋を必要としているが、中々お部屋が借りれない)の方を拒まない賃貸物件のみ取り扱っています。
しかしながら物件によって入居の受け入れ体制が異なる条件はあります。
例えば、外国籍の方はOKだけど高齢者の方はNGなど...。
しかし、通常の不動産会社や不動産ポータルサイト(スーモやホームズ、アットホームetc)に掲載されている賃貸物件とは、明らかに募集の主旨が違いますので、断然にお部屋が探しやすいでしょう!
是非、一度閲覧してみてください!