今回は、自主管理大家さんに是非、みずから家賃保証会社を複数社利用していただくノウハウを発信していきます。
まず、複数社の家賃保証会社を自主管理大家さんが使いこなせると!
- 入居促進率があがり空室対策につながる
- 初期費用の減額で空室対策につながる
- 入居者さんにも手間なく入居してもらえる
このようなメリットが得られます。
是非、自主管理大家さんも家賃保証会社と直接の代理店契約を結び、有効活用していきましょう!
>>自主管理大家さんが家賃保証会社と直接代理店契約を結ぶ方法はこちら!
自主管理大家さんが家賃保証会社を複数社利用するメリット
少し冒頭でも触れましたが、自主管理されている大家さんが家賃保証会社を直接利用し、さらに複数社を使いこなすことによって得られるメリットは大きいです。
具体的には空室対策を強化できることが1番大きいと思っています。
- 審査がゆるい家賃保証会社を敢えて利用することによって様々な属性の入居促進を図れる
- 保証委託料が安い家賃保証会社を利用することによって、入居希望者に初期費用面でアピールできる
- 入居者周りのサービスが充実している家賃保証会社を利用することによって、差別化できる
これらをみずからの賃貸物件に合わせて使い分けしていけば良いのです。
審査がゆるい家賃保証会社を敢えて利用することによって様々な属性の入居促進を図れる
審査がゆるい家賃保証会社はいくつかあります。
大手保証会社でもこれだけあります。
いづれも承認率は97%はあると思いますので基本的に大半の方は審査に落ちません。
又、生活保護の方、外国人の方、年金受給者の方などの入居を受け入れて「今後の空室対策にしていきたい!」と言う大家さんにも打ってつけです。
入り口を強化されたい方は是非、検討してみてはいかがでしょうか!
保証委託料が安い家賃保証会社を利用することによって、入居希望者に初期費用面でアピールできる
家賃保証会社の業界内では一般的な初回保証委託料として「月額賃料の50%」が業界水準になっています。
昨今は、家賃保証会社に加入して入居される方の中でも、保証会社に支払う保証委託料について懸念される声も多くでています。
いよいよ本の置き場がなくなってきたので書庫用に部屋を借りようと思ったら「全保連」とかいう家賃保証会社が連帯保証人つけろと言ってきた。連帯保証人つけるならお前らの存在意義ないだろう。何のための保証会社で何のための保証料なのか。ふざけてるよなー。
— 新保信長 (@nobunagashinbo) May 4, 2016
家賃保証会社に払う保証料ムカつかん?こちら一切滞納せず払ってるのに一年ごとに問答無用で払わさせられるの腹立つな
— きーたそ (@N700_keicchin) December 2, 2020
今のアパートに入居する時、家賃保証会社をたてろと言われた。貯金もあるし連帯保証人になれる親もいるから嫌だと言ったが、決まりですので、とつっぱねられ、家賃保証料も払わされた。大家が金を取りっぱぐれるのが嫌だから家賃保証会社を使うなら、てめーらで保証料払えと思う。今でも納得いかない。
— お (@hogahoga) July 30, 2020
「なるほど貴方は信用できそうな人ですね。連帯保証人も返済能力充分で問題無し。よろしい❗️私が貴方からお金を貰って貴方を保証してあげましょう‼️ ただし、払えない場合は貴方か連帯保証人から回収しますから。私達は立て替えるだけ〜🤓」と言う家賃保証会社。貸主から保証料取るべきだろ‼️😤
— ฅʕ•̫͡•ʔฅ 磯野 鬼平 (@uwajimajiro) December 23, 2020
保証人不要です!→へ~
家賃+保証会社への保証料がかかります→は?こういうのを世の中からなくしたいのだが、神になって別の宇宙を創らないとだめか!
— ユウ@無敵の人 (@yuuthese) March 6, 2021
こうなると、入居者負担を減らして募集をかければ、選んでいただける確率も高くなります。
現在の家賃保証会社で最安値を更新されているのが、大手の全保連とジェイリース(一部運用)になっています。
いずれも保証業界の中では5本の指に入る売上と会社規模を持ち合わせています。
又、最近ではラクーンレントが初回保証委託料/月額賃料の10%プランを打ち出しています。ちなみに拠点は東京の1拠点ですが、全国対象商品になります。
家賃保証会社には加入してもらいたい大家さんと、費用負担を課せられて不安がでている入居者さんとのバランスを考えれば、今後は入居者負担を減らす対策も必然的に重要になってくるでしょう。
入居者周りのサービスが充実している家賃保証会社を利用することによって、差別化できる
最近、私が思うのは家賃保証会社も今後は入居者さんに対してのサービスを充実させないと淘汰されていくと言うことです。
まだまだ、家賃保証会社へ加入する為の「費用については入居者が負担する!」は続いていますが、仮にこの状況が変わらぬとも、お金を支払っている入居者さんにもメリットを感じてもらえる何かしらの働きかけは必要でしょう。
家賃保証会社も基本的には賃貸人である大家さんや不動産会社さんへ喜んでもらえるサービスを提供してきました。
しかし、最近は入居者さんへ向けたサービスを提供していく家賃保証会社も出てきている状況があります。
- 24時間の駆けつけサービス
- 家財保険に低額で加入できる
- 高齢者に対する見守りサービス
- 入居者へ向けた各種商品の割引サービス
- 入居者へ負担をかけずに契約手続きができるクラウドサービス
まだまだ発展途上ではありますが、今後はさらに新しいサービスが登場してくるやも知れません。
このように入居者周辺へのサービスを充実させている家賃保証会社利用で「入居者さんにも喜ばれ空室を埋めていく!」このようにリーシングを強化させましょう!
家賃保証会社を複数社利用で物件の性質によって使い分ける!
古い物件から場所、家賃価格帯、新築などなど…。
入居を希望される入居者さんに沿って家賃保証会社を使い分けると空室対策につながります!
家賃保証会社それぞれの特徴を活かした利用は、自主管理大家さんにも今後は必要不可欠になります。
脱!不動産会社!!
このような考えで一度、ご自身で取り組んでみては如何でしょうか!